PARTNER SIDE
どんな組織に対しても、その持ち味を明快な言葉に落とし込む。コピーライターじゃない、ニュータイプの言葉のプロ
加来 幸樹(株式会社サインコサイン)「私ではなく、うちの社員の考えを聞いた上でMVVをつくってほしい」。あるクライアント企業の社長から言われた一言。コピーライターが考えた、洗練された言葉ではなく、凡庸であっても、社員の意見によって編み込まれた言葉。「それをうちのMVVにしたいんだ」。この依頼が来た瞬間に浮かんだのが加来さんでした。ぼくはクリエイターとキャッチボールして、企業の芯に迫っていく言葉をつくる力はあると自負していますが、社員のみなさまとのキャッチボールで同じことができるかと言えばできない。加来さんはちがう。彼はどんな人、組織に対しても、その持ち味を引き出す術を持っている。事情を説明したところ、快く引き受けてくれました。ブロックを使ったワークショップ。漫画の名言を使ったワークショップ。最初はどこまでの効果があるのか半信半疑でしたが、その不安はワークショップ当日、みるみる消えていきました。目の前で出来上がっていくブロック作品。模造紙を埋め尽くすほどの付箋。社員の皆様の言葉が形になっていく瞬間に立ち会うことができたんです。あれは感心しました。打ち合わせの半分はプロ野球の話だったけど、それでもいい成果を生み出すために試行錯誤を重ねる加来さんを、ぼくはけっこうリスペクトしています。(ピストルズ 林)